土気城見学(戦国時代の城跡)
千葉県千葉市緑区の昭和の森すぐそばの九十九里平野を見渡す台地先端に位置する戦国時代の城です。豊臣に北条が滅ぼされたときに北条方であったため滅びました。
城主は、土気酒井氏で戦国期の城郭の特徴を残す城郭跡で、城下集落もほぼそのまま現在に続いています。
2010/7/17 土気城を守る会主催の『土気城見学会』に参加いたしました。
10:00に外房線の土気駅に集合し、土気駅北側の大網街道にて土気城に向いました。
駅での集合は、約40名弱となりました。
なぜ、土気城を守る会が、あるかというと、この文化遺跡の存続が危ぶまれている状況になってしまっているからです。
民有化される前の日本航空の『日本航空研修センター』が、土気城の本丸の横に立てられ、現在は、建物が残る跡地となっています。
日本航空の会社更生法の関係でこの建物・土地が民間に売られてしまった。
という状況にあります。史跡として指定されていない状況下で民間による開発で遺跡が壊されてしまうという危険な状況になっています。
2010年6月11日 文化財保存全国協議会鞆大会41回総会にて『土気城跡の保存と活用を求める要望』が決議され、関係機関に提出されています。
要望書:
http://www.aruke.net/bzk/100611bzktoke.html
写真でも感じられるように、集落の脇にそのままの状況で遺跡が残っています。
城跡を今回初めて、説明していただけるかたと同行してあらためて勉強になりました。
参考:地図
http://chiba.fc2web.com/toke/kuchu83_tokejo_shuku_zenshoji.html